業務内容

BUSINESS CONTENT

当社はグラビア印刷を行うために必要な「グラビア版シリンダー」の製造を行っています。
円筒形状のグラビアシリンダーを版胴と呼び、版胴の表面に印刷イメージを加工することを製版と言います。「グラビア版シリンダー」とは版胴に製版されたものです。
製版にあたっては彫刻方式とレーザーを用いた腐食方式があり、それぞれ仕上がりに特性があります。弊社では長年のノウハウにより、印刷イメージに合わせた最適な方式を選択し製版を行っています。

グラビア印刷では、「グラビア版シリンダー」をグラビア輪転印刷機へセットし印刷を行います。
グラビア輪転印刷機は色ごとに1つの印刷ユニットを持っており、印刷ユニットの数はどんな色が最終的なイメージを作り出すために必要かで決まります。各印刷ユニットはグラビア版シリンダー(版胴)、インク溜め(インキパン)、ドクターブレード(インク掻き落とし刃)、圧着ローラー(圧胴)、乾燥機の5つの基本的な部品から構成され、1つの印刷物でグラビア版シリンダーは必要な印刷ユニットの数量と同じ本数が必要になります。

グラビア印刷は軟包装と呼ばれる食品パッケージなどフィルム素材への印刷が多く、印刷だけに留まらずラミネートや製袋、商品の充填など多くの工程を経て最終製品となります。
グラビア印刷が他の印刷と大きく違う点は、印刷イメージで商品の様々な情報を伝える役割に加え、印刷した素材や製袋されたパッケージ自体が商品を守るという役割を持っていることです。
多種多様な商品があふれている今日でも、ライフスタイルの多様化や人口構成の変化、環境への対応、企業間の競争により新商品の開発や改良は絶え間なく続き、それに伴ってパッケージも新たなものへと進化し続けるでしょう。

当社はグラビア印刷になくてはならない「グラビア版シリンダー」の製造に特化し、日本全国のお客様に対応できる工場拠点と自社物流網により、期待される納期への対応や予期せぬ災害にも対応出来る社内バックアップ生産体制を整えることで、軟包装業界におけるサプライチェーンを支えています。当社は今後もグラビア印刷の技術進化にしっかり対応し、グラビア印刷・軟包装業界の持続発展に貢献し続けます。

グラビア印刷とは

GRAVURE PRINTING

グラビア印刷は凹版印刷の一種で、微細な濃淡が表現できるため写真画像の印刷に適しています。
包装資材に使われるプラスチックフィルムなどの柔軟(フレキシブル)な印刷基材(インキの載る材料のこと)への印刷を、書籍、雑誌などの出版グラビア(今は殆どありません)と区別するために「軟包装グラビア印刷」と呼んでいます。
グラビア印刷には、出版グラビア、軟包装グラビア以外に、壁紙や家具の表面材などを印刷する「建材グラビア」(または建装材グラビア)と呼ばれる分野もあります。

グラビア印刷機の仕組み


軟包装とは

柔軟性に富む材料で構成されている包装材。プラスチックフィルム、紙、アルミフォイルなどのような薄い柔軟性のある材料を、単体あるいは貼り合せて包装に使用する分野をいう。印刷は主としてグラビア印刷が用いられる。おもな用途としては,袋として食品や医薬品で、特性としてガスバリア性(酸素などを通過させない性質)、防湿性、包装機械適性が重視される。

※軟包装パッケージ

軟包装が出来るまで

FLOW

企画
用途や内容量、使用条件などを考慮し、最適な形状、サイズ、材質構成などを設計しご提案します。
デザイン作成
お客様より入稿した原稿データを、食品表示規定等を考慮しながら、各容器のサイズ(印刷面積)やレイアウトに基づいて、文字入力やデザインのレイアウトを行います。
画像処理・製版
製品化した際のイメージをご確認いただくために、試作品やデザインを作成しご提示いたします。
グラビア印刷
振り分け式8色グラビア印刷機で、高品質なパッケージデザインを実現します。
工程内では、自動制御で各色の柄調整およびストロボカメラによる監視を行っております。
ラミネート
複数のフィルム同士を接着剤により貼り合わせるドライラミネートと、直接フィルムに貼り合わせるタンデム押出しラミネートの2種類の方式で加工を行います。
スリット
高性能カメラ搭載の検査機により印刷欠点や異物などの発見・除去に努め、お客様へ安心・安全な製品をお届けします。
スリット工程では幅の広い原反を任意の幅に切り分けます。フィルムのどこからでも開封できるフリーカットR加工にも対応しています。
製袋

スタンディングパウチ、チャック袋、三方シール袋、合掌袋、ガゼット袋、大型製袋など、多種多様な用途・形状・サイズなどのご要望にお応えいたします。
パウチ外周をトリミングする加工や、レーザーによるイージーオープン機構を付与する事も可能です。
出荷
最終検査により不具合の流出を防止します。
また、安心・安全な製品を「必要なときに必要なだけ」お客様へお届けできるよう、徹底した在庫管理を行います。